綜合食品卸商社常洋水産株式会社


IT化への取り組み(水産部)
音声入力システム:
  端末にはPanerina(パネリーナ)というタッチパネル式画面のPCを採用しています。このPCに音声認識ソフトを搭載させ、音声によるデータの入力を可能にしました。
  今までは、売上と仕入のデータのエントリーには、OCRという機械を使用していました。これはマークシート形式の用紙に数字とチェックマークを記入し、機械に読み取らせるというものでした。この方式は、専用の用紙を使用する為に、経費(用紙代)がかかり、また機械の読み取りミスによるデータの誤入力が起きないように一枚一枚チェックする必要がありました。それらを改善し、さらに便利な機能を備えたのが新システムです。
  このシステムでは、品名をそのまま音声入力すると、サーバ内に登録されたコード番号に自動的に変換してくれるので、コード番号表を見ずに簡単に素早くデータ入力ができるようになりました。
  タッチパネルなので、マウスの操作の苦手な社員にも、スムースに受け入れられました。もちろんマウスやキーボードも利用する事ができますので、カーソルをタッチパネルで合わせ、品名は音声、数字はキーボードで入力のように併用しながら効率的に使っています。
  これを事務所だけでなく、現場でも利用できるようにしました。売場内に無線LANシステムを構築し、売場のどこにいてもデータ入力が可能になりました。この端末は携帯もできるので、売場を移動しながらの入力もできますし、何といっても、今までは事務所に戻ってからしていた作業が現場でもできるようになり、時間をより有効に使えるようになりました。
  売上、仕入のデータ入力以外の機能も搭載されました。
  今までは、常洋水産の冷蔵庫に商品の入庫と出庫の依頼をFAXで行っていました。これを、システムをデジタル化し、端末から直接指示を出し、プリンターから指示書を出力するようにしました。時間の短縮や用紙代のコスト削減だけでなく、手書き文字がデジタル化され見やすくなった事で、正確に出庫の際の間違いも少なくなるという効果ももたらしました。
  このシステムにより、仕事が今までよりも円滑に進行するようになり、作業時間や経費の大幅な削減が実現されました。
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