みなさまこんにちは。
常洋水産株式会社の旬のお魚情報です。
2月のお魚は「きんき」です。
分類
カサゴ目カサゴ亜目フサカサゴ科
旬の季節
12月~2月
産地
日本では駿河湾以北の本州や北海道及び千島列島の太平洋側とオホーツク海南西部に分布する。
特徴
◆一般的には「きんき」の名称で親しまれているが実は、北海道における地方名。正式な名称は、「喜知次(きちじ)」である。しかしこれも元々は宮城県における地方名である。 このほか地方によって次のとおり名前が変わる。 キンキ(北海道)、キンキン(北海道南部、青森県)、メンメ(北海道東部)、メイメイセン(北海道釧路市)、メイセン(岩手県)、アカジ(茨城県)
◆ホウボウ、アコウ、メバル、オコゼ等と同じカサゴ目に属する
◆細長い楕円形、体色は鮮やかな朱赤色、体長は30㎝程度に成長する。
◆水深150~1200mの大陸棚斜面に生息する。
◆2~5月にかけて北海道周辺で産卵
が行われる。幼魚期は主にオキアミを食べ、15㎝程度に達すると甲殻類や小魚も食べるようになる
◆旬の時期は脂の乗りが非常によく、美味な高級魚とされている。
目利き
鮮度のよい「きんき」は鮮やかな朱赤色。鮮度が落ちるとオレンジ色になり、やがて黄色から白色へと退色していく。 このほか、鱗が揃っていて硬くしっかりとしているもの、背びれの黒い斑紋がくっきりとしているもの、目が澄んでいるものが新鮮なポイントになる。
食べ方
新鮮なら刺身で食べることもできる。このほかしゃぶしゃぶ、焼魚、煮魚、干物、から揚げにしても美味しい。
栄養
「きんき」に含まれる主な栄養素はEPAやDHA、ビタミンA、E、タウリンになる。記憶力向上、アレルギー症状の緩和、動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病の予防効果がある。
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